祈祷・行の障り、虚空蔵菩薩求聞持法より
御覧頂きまして有難う御座います。
どうも、妖術系神学の伝道師・皇悠です。さて、趣味のネットサーフをしていましたら面白い記事を見つけました・・・。それは虚空蔵菩薩求聞持法のヤツでした。
ちなみにこの行は虚空蔵菩薩のあるマントラを百万回唱えるものでして、大抵は一日一万遍で、百日で百万回で結願(最終)の日を日蝕か月蝕の日に当てます。
なお、日蝕は数年に一回、月蝕は年2回くらいのものでなかなか準備・条件などが大変な行です。
では引用です。
『さて、渓嵐拾葉集(主に天台宗山門派の修行者の記録及び神学論集)に虚空蔵菩薩求聞持法についての記述・記事が幾つかあります。
1.ある行者が虚空蔵菩薩求聞持法に打ち込んでいる時、まず大海の塩水が道場の外にひたひたと満ちてきた。そのうちに潮水は、道場の中に波打って入り込んできて、行者と本尊の他にはことごとく大波が打ち寄せてきた。
驚いた行者は、行をやめてこの場を去って逃げ去った。それから程なくして、帰ってみると水もなく波もなかったそうだ云々。
2.ある行者が虚空蔵菩薩求聞持法に打ち込んでいる時、金星を拝見する窓の間から死人の首が突然現れてきて、だんだん巨大化して道場の中に一杯に充満するほどになった。杖を振り回して追い払おうにも振るだけのスペースがない。
しょうがないので行者はこの場を引き払って逃げ去った。
3.ある行者が虚空蔵菩薩求聞持法の行を積んで、結願の時に当たって露地の儀式を執り行っていたところ、供物の乳製品の入った器の上に肉のついた馬の足が突然出現し、その臭いことは卒倒するほどだった。
行者はやむなく立って、これを取って遠くに捨てたが、このために行を妨げられることになった。
4.ある行者が虚空蔵菩薩求聞持法の行を行っている時、壇上に乾糞の雨が降ってきた。これを取り去るために仏壇を西に寄せたり、北に寄せたりしたが、とても行法の邪魔になった。
5.またある行者が虚空蔵菩薩求聞持法の行を積んで、ようやく結願の時になった。すると、金星を拝見する窓から、突然鳶が飛び込んできた。鳶は壇上でバタバタ羽を打ちつけまくり、肝心の供物の乳製品をこぼして、行の邪魔をしてくれた。
6.またある行者が虚空蔵菩薩求聞持法の行をしていたことろ、黒犬がにわかに走り込んで、乳製品を食ってしまった。 』
以上です。
さて、虚空蔵菩薩求聞持法は大法とも呼ばれ空海さんの成就以来、密門ではそれなりに有名かつ験の著しい法とされました。
ですが、熟練者向けの行ともされてますので、挑んだ方も条件が面倒でなかなか実施出来ない大法の為に充分な準備・用意・訓練をした上で挑み、日本密教徒ならば普通に護身法だの十八道法系の結界だのを儀式前にしているはずですが・・・、それにも関らず魔境・幻覚・障りに引っかかりまして、成就せずに失敗・挫折する方は多く居たようです・・・・ね。
因みに、個人的な経験上ではこういう連続・集中しての呪文・祝詞・真言を唱えると幻覚・霊的障害は噴出しがちで、まず防ぐことはまず出来ません。
さて、今回の虚空蔵菩薩求聞持法に限らず、成功や成就の話はよく書かれたり・残りますが、失敗談や汚点などは関係者が隠し、忘却され埋没し易いので、今回アップしてみました。では、何かのお役に立てば幸いです。
閲覧頂いた方には全ての良き事が雪崩の如く起きますように・・・。
皇悠より。
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