心と体

2009年4月 7日 (火)

解離性トランス障害こと、憑き物障害について その2

御覧頂きまして、有り難うございます。

どうも、皇悠です。

さて、今回は前回の続きです。ではおさらいをかねて定義です。。(ググってみましたか?)

まず、解離性障害とは、心的外傷(つらい体験)への自己防衛、自己同一性を失う神経症の一種。具体的には、思い出すたびに傷つく事などに対しての対処として振る舞いの極端な変化などで自分が誰か理解不能であったり、複数の自己を持ったりする。

また、解離性障害の基本的特徴は、意識、記憶、同一性、又は環境の知覚といった通常は統合されている機能の破綻である事です。

更に症状の発生と、引き金になるモノ(ストレッサー・アンカー)との間に時期的関連があることが診断の必要条件でもあります。

そして、この障害の一つに解離性トランス障害こと他者に取りつかれていると確信する憑依障害・憑き物があります。

さて、その多くの解離性障害の原因を分類すると、大体は以下の通り大体四種あります

まず、自立して生活できない幼少期の性的を含む児童虐待。

次に育児拒否・ネグレクト。つまり母親なりの重要な他者・養育者が鬱病やその他の理由でうまく機能せずに、病者がしっかりとした愛着・愛情対象が持てなかったために、愛着対象がなかったその埋め合わせに、想像の世界にひきこもってしまう事によるモノ。

三つ目は意図的であり、本人も自覚しているモノ、いわゆる仮病ではありますが、詐病のように経済的利得や、法的責任の回避のように疾病利得がないのに、その症状を訴えるモノ。これは馬鹿にならない数で存在することは、この疾患の診断を難しくしているようですね。俗に言う思い込みによる憑依・霊障害。

最後に患者が、治療・対処者などの前に何ら解離的症状を呈していないことが多いので判り難いのですが、親に医者や師などその人に対しての権威者が威圧的な説得や暗示による症状の出現があります。これは破壊的なカルト(カリスマ性のあるリーダーがいて、家族から引き離し、また眠りや食事を奪い、瞑想などの形でトランスを頻繁に入らせるのを特徴とする団体・組織――オウム真理教をイメージする人も少なくないでしょうね――)によって作り出されるモノも入ります。

で、対処法ですが、基本的には他の解離性障害、例えば多重人格に対する治療と同じです。

現在行われている多くの治療・対処法は13のステップに分かれています。

1,信頼関係を発展させる。

2,診断をつけ、それを患者・治療者で共有する。

3,各々の人格状態とコミュニケーションを持つ。(ここからが俗に言うところの供養・祈祷・悪魔祓い・憑き物落としの部分が入ります。)

4,治療契約を結ぶ。

5,これまでの生育歴・病歴を収集する。

6,各々が抱える人格状態が抱える問題と取り組む。

7,特別の手段(催眠など)を講じる。

8,人格状態同士のコミュニケーションを発展させてゆく。

9,解決を得る/人格を統合する。(霊との約束・取引の実行も含みます)

10,(統合した人格による)新たな行動様式と他人との協力技術を発展させる。

11,ネットワークを作り、社会のサポートシステムを利用する。ここから実生活上の他者による経済面も含む精神的・物理的な支援組織・グループを持つことが重要になります。

12,上記で身につけたものを固めてゆく。

13,フォローアップ。

さて勿論、一見人格が統合されたように見えても、その後再び解離が起こったり、別人格が現れる、再憑依することも少なくないです。そのためか、10から13の地固めのステップは大変ですが本当に重要です。

この治療・対処の基本的なゴールはやはり人格の統合・患者自身の心身/生活の安定です。ただ、彼らの問題は、人格がいくつもあることではなく。統合出来ないことで、健全な一つの人格を持てないことですから・・・。

さて、そうして、このステップ通りに行きますと統合を勝ち得るわけですが、統合されることによって、よけいにつらい現実と向き合うことになることも実際の所は多いです。

それは、まずその人がその状態で(今まで・長く)いたということは、そういうシステム・やり方でしかその人は生活出来ず・耐えられなかったという事なので、この症状が周囲に発現し被害が出た場合、事実上は『あんたらはひどい奴らだ!今まで我慢していたんだ!お前らのせいでこうなった!貴方達は私の為に助けにならない!』と告発し弾劾し、全否定しているも同じ事なので改善は・・・・難しいですね。

つまり、本人も周囲もつらい体験・状況を解離し、意識・自覚しないことでなんとかしていたのを以前は出来たのに、ついにそれはもう出来なくなり、放置していた問題(対処出来ないから放置していくしかなかった事柄)を本人たちが改善しなくてはならなくなるからです。

この問題を完全に関係者の意識改革・行動改善なしには残念ながらいかなる祈祷師・術師も出来ませんし、仮にアドバイスは出来ても周囲の日常の生活を完全に指導・監督し時に強制的にでも辞めさせる事はまず出来ませんから難しいです。

場合によっては本人が自覚せずに善意でやっている事・ライフワーク・趣味が実は患者の憑依を招いていることすらありますから・・・。

さて、再発防止の為に、何よりもつらい時はいつでも相談に乗れるようなフォローアップのシステム(つまり場合によっては第三者による法的を含む手助けを含みます)が構築できるか否かですが、上記の為にか現実はなかなか難しいですね・・・。

正直、運があります。だからこそ優れた憑き物落としが出来る人は少ないです・・・、落とせてもフォローアップのシステムの構築が上手い人・法的対処が出来るように支援者をそろえられる社会的能力のある方はすくないですから・・・ね。(そういう意味でも中村雅彦師を私は尊敬しております。)

さて、今回は以上です。参考になり何かの役に立てば幸いです。

それでは、貴方に全ての良きことが雪崩の如く起きますように・・・。

皇悠拝。

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2009年4月 6日 (月)

解離性トランス障害こと、憑き物障害。

御覧頂きまして、有り難うございます。

どうも、皇悠です。

さて、今回はいつものありがちな経文、祝詞の全文引用・コピペ(あれは、あれで良い武器・知識の公開&提供ですが!?)では無くて呪術・宗教界ではよく有る憑き物についてです。

さて、憑き物は今の(二〇〇九年四月付けで)精神医学ではきっちりとした精神障害の一つになっていまして、その名を表題にしました解離性トランス障害と言います。

変な言い方ですが、立派な解離性の精神障害の一つのカテゴリーに入っております。

ちなみに、この解離性の精神障害の中には一時期話題になった多重人格なども入りまして、正直な所で個人的になかなか治しも順化もしにくい難儀な精神障害群と感じます。

さて、詳しい定義や医学的な原因論は、ググってもらいまして、思いますに定義だ原因だと理由や説明が付けば再発防止・納得は出来ても状況はちっとも変わりはしないので、省かせてもらいます。

(ここで、独白を一つ。初めの師がカウンセラー資格者だったからか習わぬ小僧も精神医学を始めとして心理学だ救命医療だ色々と、まぁ・・かじりました。単純に当時の半精神障害者の私に取ってそれは生き延びる為の手段の一つでもありましたが・・。そういう意味でも当時の扱い辛い皇悠を受け止め生きる基盤・形を与えてくださった師には感謝してます。)

さて、とりあえず今回はここまでです。

尻切れ気味ですが、より詳しい事・例えば解決方法や心得などはまた今度にでも書きます。

それでは、貴方に全ての良きことが雪崩の如く起きますように・・・。

皇悠拝。

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2008年5月13日 (火)

供物色々・・・

いつもご覧いただきまして、ありがとうございます。

どうも、皇悠です。

さて、前回からまた少し日にちがあきましたが、皆様はお元気ですか?

私は少し本業・副業「祈祷相談」共に何故か先週末から目白押しです。しかも、これらが何時終わるのか目処も立たない状態です。相談をお待ちいただいてる方も出てきてます・・・。

まだまだTVや政府広報ではよく世の中は不況&低迷を脱したと言いますが、特に経済的理由での自殺者の供養や住む親族・子孫が絶え家の社の廃棄/祭り上げなどの依頼がありますととてもこの国の先行きを楽観出来ません・・・・。

さて、それでは今回は神仏に捧げる供物について書こうと思います。

基本的に神仏に捧げる供物は穀物・花・樹木・果物などが植物性のモノが代表的ですが、神仏によっては乳製品や鳥獣肉、人骨などの動物性のモノやある種の鉱物・宝石などを好む方々もいます。

ただ、日本では古来からの穢れの習俗や経済的地質的な理由で供物は基本的に植物系のモノが一般的でした。この国で金銀財宝、鳥獣の血肉に乳製品を手に入れ盛大に火で燃やし河川に投じるのはなかなか難しいモノでしたので今でもあまり行われてません。牧畜も鉱山採掘もこの国では余り発達しえなかった歴史・風土でしたので・・・。

さてその代わりに物品ではなく御詠歌や読経などの法楽系の法要、声明や舞踏などによる歌舞音曲などを供物として捧げるスタイルが他の国に比べ進化しました。

この辺は国民性というものでしょうか・・・・?

特にGD系の西洋魔術ではあまりにも供物というモノ自体が使われない・必要とされないので特にそう感じます。基本的に嘆願か脅しで済まして何かを代償・代価に捧げる・与えるという方法論自体が存在してませんから特にそう感じます。

さて、供物の基本的なセットとしては、

神道系ならば米、水、塩の三つを基本としてそれに餅や清酒、作物、鮮魚などが加わります。

仏教系ならば香、水、灯明、生花を基本に果実、甘い物などですね。

ちなみに仏教系の神仏にも何故かよく捧げられます御酒は基本的には「不飲酒戒があるので供物として捧げるのはどうか」と私は習いました。基本的に仏教で祀られている方々は仏か菩薩またはその化身と考えられているので、そうなると原則的にも戒律上でもお酒をお召しにならない方ということになりますし・・・・。なお、動物性のモノは不殺生戒に抵触しますので乳製品以外はまず大厳禁です。

勿論、その地域独自の祀り方、歴史的な習俗、歴代の伝承者による改良などがあるので私の上記したことが当てはまらない例も多々ありますが・・・・どうでしょう?

この辺の違いや歴史的変遷もまた呪術・祈祷の学びの面白さですね。

さて、それでは今回はここまでです。

貴方に全ての良き事が雪崩の如く起きますように・・・。

それでは、また・・・。

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