オカルトポリスと霊的国防などの歴史
どうも、皇悠です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今回のテーマは「オカルトポリスと霊的国防などの歴史」です。
オカルトポリス、あまり聞きなれない言葉ですがこの言葉はイギリスの女魔術師D・フォーチュンがその著作・心霊的自己防衛において「国単位で組織される、特定の政治的な偏見・意見をもたない、犯罪と社会に対する攻撃にオカルトが使用される際に関わる霊的な存在」として挙げています。
さて、これと似たようなモノとしてA・クロウリ-やM・メイザースなどが世界・歴史レベルで指導・守護し影響を与える霊的上位存在、ホワイト・ブラザー・フッドとかアデプト、イルミナティなどを挙げています。
ちなみに、近頃ではこの中に前世の戦士とか爬虫類型人類などが入りました。
しかし、これらの存在がいるとされてますが、彼らは統一的なものでなく各自バラバラに存在して動いているらしく研究者の意見はてんでんバラバラの矛盾だらけです。
しかもこれらの存在を確信している方・研究者にとって不都合なこと・問題の全てをこの見えない存在の世界的陰謀にして仕舞うひどい安直さ、無責任さが多々あり、その存在の信用性は下落気味です。
例えば、自分はクーラーや電気、ガスを散々使いながら温暖化・環境破壊は全て奴らのせいだとします。
おいおいって感じですね・・・。
さて、こういう霊的な守護・国防論は実のところ古来から日本にもあります。
まず奈良時代あたりから大々的に仏教の伝来と共に渡来しました鎮護国家思想ー仏法によって国土を自然災害や外敵から守護し安泰をはかる思想ーとしてまず始まります。
次にこの思想に、元寇時に元の船団が二度も嵐で沈没した事から神風による神国思想ー日本は由緒正しい神々によって作られた神国であり、ゆえにそこに住む日本人は神に選ばれた民族・選民であり、神々に守られているという論理ーが加わりました。
そして、先の世界大戦前には霊的国防論ーいわゆる霊的に覚醒した者達が結束して、霊的方法で国を防衛するという論理ーが出てきました。
ちなみに、この霊的国防論系の人として、神政龍神会の矢野祐太郎、神乃日本社の中里義美、神道天行居の友清歓真、血盟団の井上日召、国柱会の田中智学、この会の最後まで熱狂的な信者だった宮沢賢治、226事件などで有名な北一輝などが挙げられます。
さてこの霊的国防論はその論理から神国論とも親和しやすく、強く日本人の選民性を謳い、当時の中国大陸・東南アジアへの侵略とそのための政治の実権を望む急進派の軍人と財界の一部を魅了しました。
そしてこの霊的国防論と神国思想の結合は、あの軍国主義のスローガンたる八紘一宇・現人神論を生みました。
八紘一宇・現人神論とは、
「日本は神国であり、日本人は神に守られた選民である。そして、日本の天皇陛下は絶対の権威・現人神であり、世界人民の上に立つべく地上に天下った存在である。そして、日本人は天皇陛下の下で一丸となり、天皇陛下の臣民・皇軍として、その統治・征服・教化のために戦い・尽くすという論理」です。
今から考えるとスゲー論理です。
この考えを今の爺さん婆さんとその上の人達が本気で信じ唱え振舞っていました。
本当にこう信じていたのなら、今では考えられない神風が吹くとか、一億火の玉とか神風特攻、本土決戦などと考え言うはずです。
今では考えられないまさにトンデモ思想ですね。
さて歴史は八紘一宇・現人神論、神国思想、鎮護国家などは敗戦という形で否定しました。
特に密教による鎮護国家は日本と同じように密教を護持していましたチベットが無神論・共産主義の中国に征服・支配されてから完全に崩壊しています。
また霊的国防論者の彼らのほとんどは正統な体系・伝統ある宗派で学ばず、行もおかしな師から習うか我流の人がほとんどでしたが、当時の日本のあらゆる宗派が日夜戦勝・護国の祈祷をしていたそうですが、結果は・・・。
しかし、こう歴史を考えると一人黙々と正しく行を積み学識を磨く修行者個人はまだしも、ほとんどが何も行も学習もしない国民や民族までが神仏に守られない気がします・・・。
さて、今回は今まであまり語られない呪術上の歴史を書いてみました。愉しんでいただけたら幸いです。
長々とお読みいただきありがとうございました。
それでは、また・・・。
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